2025(令和7)年度事業計画書

 公益財団法人千葉日報福祉事業団は、県民福祉の向上に寄与することを目的に、県民、企業・団体の皆さまから寄付金をお預かりし、福祉団体などからの援助申請を厳格に審査したうえ、活動費用を助成する取り組みを展開しています。交通遺児・青少年、視覚障害者、聴覚障害者への指定寄付も受け付けています。

 災害救援活動に対する援助は、義援金を募集し、被災地へ送ります。また、被災地の復旧作業に多くの人の力が必要とされていることから、災害ボランティア団体などへの支援も行います。 災害救援活動に対する援助は、大規模災害発生時に実施し、災害ボランティア団体への支援は援助申請を受け付け、審査したうえ助成します。

 今後も当事業団の支援事業などをより多くの方に知っていただき、より多くの支援を展開できるようにしていきます。

2025(令和7)年度の活動支援見通し

 当事業団では、寄付者に県内の社会福祉のための寄付、交通遺児・青少年のための寄付、視覚障害者のための寄付、聴覚障害者のための寄付のいずれかの分野を選んでいただき、各団体へ助成金を贈り、活動を支援しています。

 支払助成金は、「指定寄付交通遺児」が180万円を見込んでおります。「指定寄付交通遺児・青少年」には30万円を見込んでおります。「福祉団体援助」は91万円を見込んでおります。その内訳は、福祉団体などからの援助申請、指定寄付視覚障害者、指定寄付聴覚障害者のほか、災害ボランティア団体への支援の合計です。「災害救援活動に対する援助」は、大規模災害が発生した場合に実施する予定で、150万円を見込んでおります。

 また、新型コロナウイルス感染症の流行後、寄付金の減少が続いたことなどを受けて、大変心苦しい限りではございますが、所定の手続きを経た上で、指定寄付、災害義援金の一部を事務局経費として使用する予定です。

2025(令和7)年度資金調達及び設備投資の見込み

1.資金調達の見込みについて

 当期中に資金調達の予定はありません。

2.設備投資の見込みについて

 当期中に重要な設備投資(除去又は売却を含む。)の予定はありません。

以上